最近気になっていたのがこのデ・アニマのカーボンバイクです。もうフルオーダーしか眼中になかったのでカーボンに乗ることはないと思ってたのですが、これは乗れそうな気がします。日本人には海外の吊るしフレームは体格が違いすぎるので合わないですね。
このエンド金具が気に入りました。これならエンド破損でフレームお釈迦ということも少なそう。普通の吊るしは半分の4mmまで削ってツライチにしていますが、削ったりしないで強度優先で出っ張ってた方がいいでしょう。
塗装も往年のDe Rosa KINGの初期型を彷彿とさせる質感です。
今時、カーボンラッピング製法で作ってくれるのはSartoとDeAnimaくらいのものでしょう。他の大手は、選手以外にはよっぽどコネがないとやってくれないはずです。お値段も大手の吊るしよりは案外安いのです。
このフレームは、DeAnima Unblendedと言います。DeAnimaはイタリア語で「魂」という意味です。検索するとアリストテレスが出て来ます。
作者はジャンニ ペゴレッティ氏。各メーカーがプロチームに出す自転車製造を支えてきたイタリア自転車の重鎮のようです。ペゴレッティ兄弟で、兄ダリオは溶接の達人、弟ジャンニはデザインの達人です。
あ、一緒に記念写真撮るの忘れた。来年、工房に遊びに行く予定です。
レビューはこちらです。そんなに硬すぎることもないということで、懐の深いバイクのようですね。例えばトライアスロンで使ったらかっこいいだろうな、と思います。
http://road.cc/content/news/114843-first-ride-deanima-unblended