日も傾いてきて、耐えられる暑さになってきました。汗をかいたので温泉で洗い流そうと、公共浴場に向かっていたのですが、なぜかさっき見えた日本建築の前にたどり着きました。もしかして日帰り温泉可能かと思い、中に入ると完璧な日本語をしゃべるおばさんがいました。
ここは台湾かと聞かれて、台湾だと思う人はいないでしょう。
そして、湯船に感動しました。これは東北の格式ある湯治場そのものではないですか。 味は酸味のあるレモン水の味、完全無加水無加熱、源泉かけ流しの極上の湯です。まさか台湾でシダを堪能したあとにこんな温泉にめぐり合えるとは。。。。仏さまのお導きに違いありません。
頭がくらくらしてきたので、のぼせないうちにあがります。ロビーで休んでいると、おかみさんが話をしてくれました。ここはラジウム泉だそうです。どうりで汗が噴き出すわけです。単なる硫黄泉だと思ってたくさん温泉を飲んでしまいました。あまり多く飲むと、パワーが強すぎて体によくありません。そして放射線のおかげでものすごい汗が出るのです。水をがぶ飲みしているのですが、脱水症状寸前になってしまいました。
次回台湾にきたら、 ここにとまろうと思いました。
北投温泉 星の湯
この温泉で一番の歴史のある宿だそうです。
どうみても日本の温泉ですね。日本にゆかりのある方の経営でしょうか。
むかし、日本人の軍人とか政治家とか商人などがとまる、一番高級な旅館だったそうです。
いまでも日本人のお客さんが多いようです。