お約束のギョウザ。東北人の店主のお婆さんの味です。
螞蟻上樹 麻婆春雨ってやつですね。牛ひき肉を使ってるのが本物です。
麻辣棒棒雞 バンバンジーですね。ピーナッツが入ってて複雑な味わいになってます。
麻辣棒棒雞 これは盛り付け状態
涼豆花。四川風のおぼろどうふです。これが日本で食べられるとは!特注のおぼろどうふだそうです。
四川の高級店の味が蒲田で食べられてしまうこの倒錯感はさておき、コックさんは綿陽出身の腕利きです。この店は奥が深すぎます。
私自身はワインが、特に赤ワインが苦手でした。みなさん美味しそうに飲んでるのに結構の確率で「腐ってるんじゃない?」とか、後口にある刺激が苦手でした。知人がフランスからハンドキャリーしたワインはシャブリだったと思うのですが、ぶどうジュースそのままで高いものは違うなと感心したりしましたが、フランスでも普通のワインを飲んで嫌な味がしなかったのでもしかしたら物自体が違うのではないかと思うようになりました。
原因は保存料でした。地球の裏側から運んでくる上、日本のイマイチな保存環境で売られるわけですから生ジュースが生きているわけありません。日本酒だって生酒は味の変化が大きいので、早く飲むのに越したことはありません。そんな環境に耐えられるくらい保存料を放り込んでいたら味は違ったものになります。
ようやく日本で見つけました。フランスで密封袋に入れられて送られてくるワインです。雑菌が入らないので通気性のあるコルクが使われてます。味は向こうで飲むのと区別がつきませんでした。
色が綺麗ですね。生きてるぶどうの色が出ています。ほんの少し口に含んで空気を吸い込むといい香りが鼻に抜けます。お値段は張るのですが、基本的にワインは飲まない人なのでたまの贅沢ならいいでしょう。
代官山のイル・プルーの菓子材料店で購入できます。