今年は異常気象で、桜の開花も異常にはやく、梅雨明けに至っては20日はやいという変な年ですが、ひやひやしながら例年通りの日程で開催しました。

 

たけのこの姫皮とホッキ貝のサラダ

ぶどうが入っていて、甘酸っぱさと貝の旨さ、たけのこの甘みが素晴らしい一皿です。いきなり度肝を抜かれる完成度。最近、自分でもぶどう入りサラダはブームです。

 

大根の甘酢漬け、関山桜の塩漬け添え。桜の塩漬けは長持ちしますが、これはこの春採れたばかりのフレッシュなものです。

 

ニガウリときゅうりの和え物 これで皆さんの口の中が環境ととのったところで本格的にスタートになります。

 

炭火焼きチャーシュー

 

パリパリ皮の脆皮焼肉 見てください、このロゼの仕上がり。まだ皮の焼き目が安定しないので、真剣に改善をつづけているようです。

 

干し野菜のスープ 先日の中華オーナー連の広東研修ツアーで、現地仕入れしてきたという貴重な干し野菜。「これは、広東省のほこりっぽいところで干さないと美味しくないんですよ」というお話で、白菜とも違うアブラナ科の野菜のようです。茎が小松菜のように細いです。良いお味が出ていました。

 

ふきのとうの包み揚げ もう時期的にはギリギリですが、やはり年に数回はこれを食べたいです。

 

大根の貝柱射込み 髪菜つき  大変おめでたい一皿で、古いお金を模した大根に干し貝柱の形のいいのを入れてあります。これ作るのめんどくさいだろうなと思います。写真には写ってませんが、下に黒い藻がひいてあり、髪菜です。大変めずらしいものにもかかわらず、今年は二回もたべている気がします。

 

たけのこと海老しんじょの旨煮  今年の新作です。ぷりぷりの海老を包み込む繊細な味が素晴らしい。皆さん大絶賛。

 

石鯛の蒸し物 超大物が出てきました。いつもはハタやキンメダイですが、石鯛も素晴らしいですね。実は釣りをしてたころは夢の魚だったのですが、実際に食べたのは初めてです。思ったよりもゼラチンが多く、身も普通のタイのようにパサパサしないので蒸し物に向いている魚だと知りました。事前のイメージでは、その強力な歯でがりがりと貝を食べてるので、身の方もゴリゴリで洗いのようにしたほうが良いのかと。

 

たけのこと豚角煮の旨煮 定番の一皿です。上に乗った新鮮な木の芽がすばらしく、おかわり希望だしました。こんなに美味いものはめったに食べられないのに、この宴会では最初から最後まで続きます。10年以上やってますが、一回も外れの皿が無いというのは驚異的です。

 

たけのことサザエの炊き込みご飯 死ぬ前に何食べたい?といわれたらコレを選びます。圧倒的な旨味とほろ苦さが押し寄せる一皿です。海の香りと山の香りの融合ですね。数年に一度出てくるメニュー、これに会えるのは何年後でしょうか?

 

ゴマ団子 お金が儲かって子孫繁栄しますようにと、黄金色のごま団子。あれだけ食べたのにふしぎと入ってしまいます。

 

また来年が巡ってくるのが楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください