イラン料理を食する @六本木アラジン

イラン料理を食する @六本木アラジン

結構昔はよく行ったのですが、最近ご無沙汰してたこちら六本木アラジン。嫁がイラン料理を突然食べたいと言い出すので連れてきました。

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本気な人が多いこのお店、味は結構マイルドというか刺激はありません。だいたい欧米人かアラブ人たむろってます。

ぶっきらぼうなボーイに放置されるので回りの人と同じように振る舞うという微妙な海外旅行を味わえます。

私、ここのほうれん草シチューが好きなんですね。サグカレーを愛してるのでたまりません。どうしてもここでという中毒性はないものの、たまーに気分を変えにいくという意味でなかなか貴重な店だと思います。

 飯田橋 高はしでワンタン麺

飯田橋 高はしでワンタン麺

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昔、会社のそばに四谷のこうや系のお店があり、残業がえりに食べてました。無性に懐かしくなって英語学校の前の腹ごしらえにこちらへ。

いいですね、メニューが少ない潔いお店です。スープの味に透明感があります。こんな方向のラーメンはいくらでもあった気がするのですが、今は合わせスープの特濃系がもてはやされる時代なのであまり評価がされないのでしょう。行列こそないもののひっきりなしにお客さんが来るのは本物だからだと思います。

ちょっと足りないかと思ったら以外にボリュームがあって満足しました。今度はビールでも飲みながら戴きたいですね。

 ほさかや 自由が丘のうなぎ串

ほさかや 自由が丘のうなぎ串

私もがむしゃらに働くことは少なくなり、その代わりどうにもならない心労と悩みの受け口になることが多くなりました。父は家でくだを巻く方でしたが、私は家庭にストレスを持ち帰らないことにしています。子供時代はあまり幸せではありませんでした。

この歳になると、居酒屋の良さが身に沁みます。滞在時間は30分を超えてはいけません。一人で自分の内面に向き合い、垢落としをする、そんなのが居酒屋であると思うのです。

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子供の頃から遊んでいた自由が丘でしたが、この店を知ったのはつい最近です。昔の白黒映画に出てきそうな佇まい、私もオヤジが行く店だと思っていたのですが自分も似合うではないかと思います。

頼むものはビールの小瓶と、一通りで注文できる四本セット。かしら、ひれ、きも、からくり焼きという身の部分。居酒屋なのでレベルは高いとは言えませんがいい味わいです。うなぎを食べたいと思ってもなかなか手が出ませんが、これなら普通の焼き鳥屋の気分です。

なにより味わい深いのはその店内。昔ながらのカウンターに大お姐さんが機敏に走り回り、ビールは氷水で冷やしています。適温で出てくるビールは少し飲むだけで満足できます。年季の入った壁の風情など映画の中に入り込むような、そんな気分です。

軽く酔いしれ夜風に当たると、さあもうひと頑張りするかという気力が出てきます。帰り道の茶屋、ともいうべきオヤジの聖地ですが、案外若い女性も愉しんでますね。