上海下町散歩

上海下町散歩

嫁の仕事用シャツを作りに市場にきました。しゃべれてコツを知ってるといろいろ楽しいことができるのが中国(大都市限定)です。

今回は私も仕事用のシャツを作りました。ついでに嫁がチャイナドレス新調。素晴らしい生地があったんで、背中を押してみました。

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ぶどう棚の路地

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露天でミシンを回すおやじ 頼めば何でも作ってくれそうです。たぶん近所の市場の店で服を注文するとここに裁縫の仕事が来るのでしょう。

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街角の食堂 半露天ですが活気があります。いい匂いがしてて食べたかった。。。直感的に「食べて良い店」に分類できる店です。並びには「食べるとお腹壊す店」も並んでます。

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その先は青空市場。すぐ横で解体されたあとがあるんですが、今宵食べられるさだめの鳥さんたち。

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「まだちっちゃいなー」と蟹を見定めするおじさん。後ろには雷魚やすっぽんなど。上海蟹はこのあたりの湖で大規模に養殖してます。「陽澄湖の一級品の大きさのものはまだ出てないよ、あったらそれは留学生(別の場所から持ってきて一晩つけただけ)だね」と現地の人の弁。おんなじ話が日本でもうなぎとかハマグリとかアサリなんかで聞きますね。

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 上海は茹で上海蟹状態

上海は茹で上海蟹状態

某所の記事にしようとしたのですが、うまくまとまらなかったのでこちらだけ更新です。

ハゲタカが寄ってタカって上海蟹を茹で上げているおもしろ状態なのです。こちらの写真を御覧ください。

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電飾は派手ですが、部屋の明かりは3割に見たない状態です。築数年建っている、日本で言えば南青山あたりのマンションなのですが。。。

中国の不動産バブルは、習近平への地雷の置き土産として今日もすくすく育っています。茹で上海蟹ってスカスカで美味しくないですね。上海蟹は日本か香港で蒸すに限ります。崩壊は二年後かなと思います。

 上海で上海蟹

上海で上海蟹

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「日本でたべればいいじゃん(私)」「いや、上海で食べないワケにはいかない(嫁)」と嫁と言い合って、結局。。。。

最終日の夜は嫁と二人でそごうの最上階のレストラン街へ。直感で潮州料理屋に入ります。香港の潮州料理屋の支店で、だいたい潮州系ははずさないとかってに信じていたのですが、期待ほどではありませんでした。

上海蟹の調理法として、蒸しと茹でがあり、上海の家庭でもそれぞれ流儀があるようです。こちらは茹ででした。お味噌があっさり、おかしいなと思ったら身のほうの味が完全に抜けきってました。

茹でるとこういうふうにあっさり系に仕上がるみたいです。あっさりは松葉蟹があるので、上海蟹の上海蟹らしさを味わうには蒸しに限る、と勉強させていただきました。嫁もがっかり。日本にかえったらおうちで美味しい蟹を食べることにします。